YAEGEI

2019年に解散した琉球大学八重山芸能研究会の個人的思い出を書き溜めました

遊び

八重芸の発表会の特徴の一つとして、八重山の生活を切り取って舞台にのせるというのがあります。つまり、歌三線と踊りだけでなく、農作業や大工仕事、雨ごい、酒造りなど、もちろん、そこに唄が絡んでくるのですが、いわゆる「研究所の発表会」とは一線を画すものだったと自負しています。
ということで、子どもの遊びも舞台にのせたこともありました。私は舞台で演じたわけではありませんが、「牛ぬぱん、馬ぬぱん」などは、先輩たちの歌を聞いて覚えています。今でも歌えます。大阪の小学校に沖縄文化の講師として呼ばれて、子どもたちにこれを教えたこともあります。けっこう好評でした。その学校の先生から、後日談としてこんな話が。

「あのあと、遠足があったのですが、地下鉄の中で子どもたちが『うしぬぱーん・・・』とやり始めまして。あわててやめさせました。ハハハ」

地下鉄の座席は、通勤電車のあの長い椅子です。真ん中が通路になっているわけですが、そこへ足を伸ばし大声で歌われては、引率の先生はたまったものではありません。
これは大変でしたねと、一緒に笑いました。

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hidarinodo
1978年に八重芸に入った男性