YAEGEI

2019年に解散した琉球大学八重山芸能研究会の個人的思い出を書き溜めました

披露宴の余興の定番

内地の結婚披露宴なら、友人が歌を披露するとか、親戚のおじさんの謡(うたい)「高砂や」(=という名前なのでしょうか・・・)とか、いや、もっと違ったのがあるのでしょうか。私は内地の結婚披露宴は親戚兄弟のを含めても4回しかないので、よくわかりません。

八重山の場合は新郎新婦の兄弟姉妹が舞踊を披露するというのが定番です。座開きに「赤馬節」それに「鷲ぬ鳥節」というところでしょうね。沖縄県全体でみると、「かぎやで風」というのが座開きの定番ですが、披露宴で踊る人がいるとしたら、親戚の中の琉舞をしているだれかでしょう。八重山の場合は「きょうだいが踊らなければならない」という考えもあって、披露宴のために踊りを覚えて舞台に立つということもあるそうです。

沖縄県の披露宴は余興がたくさん。という話をしましたら、県外の人は「沖縄民謡が盛りだくさんなんでしょうね」なんて思われることでしょう。実際はそうでもありません。民謡や舞踊が沖縄県民に愛されているのは確かですが、披露宴の舞台では、それよりもちょっとふざけた踊りや新郎新婦の思い出の歌や職場のみんなが寸劇を披露する方がウケますね。三線の音は、先ほどの座開きと、最後のカチャーシー。もし、新郎新婦のどちらかが青年会に入っていてエイサーをやっているという場合は、エイサーで景気づけ(エイサーは景気づけの踊りじゃない!というご批判はご容赦ください)という程度じゃないかと思います。
10年ほど前に、久しぶりに沖縄の披露宴に出席したことがあるのですが、そのときは龍神マブヤーが登場していました。たまたまその1週間ほど後にも披露宴に出席したのですが、そこにもマブヤーが。定番は龍神マブヤーなのでしょうか。今はまた、別の定番があるのかもしれません。


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hidarinodo
1978年に八重芸に入った男性