夏合宿9

hidarinodo

2019年09月17日 14:30

発表会の開場2時間ほど前になると、男性部員も着替えを始めます。当時は、開場前のミーティングも無かったような。なんとなく着替えを始めて、なんとなく舞台に挑んだような・・・
舞踊は舞踊の衣装ですが、男性部員の最初の斉唱は、ワイシャツにスラックス。ネクタイがミンサー柄で、これは八重芸のものを使うことになっています。が、先輩の中にはネクタイの結べない人がいたりして、私が結んで差し上げたのを覚えています。
着替えたあとは、緞帳を降ろして客席は見えなくなります。開演まで、何をして良いかわからずにうろうろしていたと思います。
最初の演目は、斉唱。男子部員全員が舞台に横一列になって並んで、緞帳が開くのを待ったはずですが、あれから40年以上たった今では覚えていません。ただ、一つだけしっかりと覚えている映像が。

1年生の私が出演するのは、最初の斉唱と最後の「村遊び」だけでした。どのタイミングだったか覚えていませんが、舞台裏から公民館の外に出て、横をぐるっとまわって客席入り口の方へ行ったのです。そのとき、公民館の外にまでお客さんがいて、窓から中を見ていたのです。島中の人が集まったのではないかとおもうぐらい、お客さんであふれていました。驚きました。八重芸って、島のみなさんから愛されているんだろうなと思いました。